クライミング初心者(女子)のための一言講座(シューズ編)

2017年9月28日

ボルダリングする時の靴ってどんなの履くの?

 

たまに運動靴でも大丈夫かと聞かれることがあります。

 

結果から言うと、ダメです。

 

クライミングは、クライミング専用シューズを履かないとできません。

 

なぜかと言いますと、クライミングは岩に見立てたホールドという突起物を

手で持ったり、足を置いたりしながら登りますが、ホールドの突起は大きい物も小さい物もあります。

尖っていたり丸かったり、形も様々です。

 

そういう突起物に全体重を預けますので、ランニングシューズ等の柔らかいシューズだと立ち込むことができません。

 

また、ソールのゴムもランニングシューズと違って、フリクションの高い物を使用しています。

 

そして、脚の使い方も色々あります。

 

・爪先

・アウトサイド

・インサイド

・ヒール

・トゥー

 

このように、脚の全ての部分を使用して登ります。

 

なので、通常のシューズの耐久性では対応できません。

 

クライミングを楽しむことは下より、怪我のリスクを考えても専用のシューズを履かなくてはいけないと思います。

 

どこのジムでもレンタルシューズがありますので、是非ご利用ください。

 

次に、サイズの選択ですが、最初は痛くない程度に、できるだけ小さいシューズを選んだ方がいいです。

 

小さいホールドに立ち込む時に、指が負けてズリ落ちないよう、靴の拘束力で爪先にかかる力を補うことが必要です。

 

最初は誰でも爪先が痛くなりますので、登らない時は常に靴を脱いでおきましょう。

 

ずっと履いていると痛くなっちゃいます。

 

ちなみにある程度クライミングをやってる者のサイズ感はこんな感じです。

初めてでここまで攻める必要はありませんが、クライマーは足の痛みと戦うことも必要になってきます。

 

 

それではどんなシューズがあるのか見ていきましょう。

 

まずはレンタルシューズですね。

誰にでも合う形で作られています。

 

次にエントリー向けのマイシューズですね。

足型も癖がなく底もフラットなので、扱いやすいのが特徴です。スラブや垂壁に使いやすいですね。

 

次は、オーソドックスな中上級者向けシューズですね。

少しダウントゥーが入っていて、ヒールもトゥーもオールマイティーにこなしてくれます。

ソールが固めなので、外の岩でも使えます。

この辺りから、爪先に力を集中する構造になってくるので、初心者の方々は心が折れそうになってくると思います。

 

次は、上級者向けシューズです。

ダウントゥーもターンインもちょっときつめです。

ソールも柔らかめで、初心者の方だと扱いが難しいですね。

 

 

このようにメーカーや靴の種類にも色々あります。

 

もしマイシューズを買う場合は、多くの靴を試し履きして、自分の足型に合った一足を探して見てください。

 

話が逸れましたけど、クライミングをする際は、専用のシューズをご利用ください。

そして、最初は痛くない程度のサイズから、徐々にサイズを落としていきましょう。